「なんか面白そうだなと感じたからとりあえず映画を観ている」と語るのは、大学生になってから映画を見るようになったと言う森岡愛紗さん。映画を暇つぶしとしてみていると話すが、その中には意外なこだわりが見えてきた。
──今回、レビュー記事で映画のことを書いていたけど、映画が好きなの?
「大学生になって家にいる機会が増えて、Netflixを観漁ってることが多くなったから、映画のレビューを書いたんだよね。特段映
画が好きってわけではなくて、時間があったから観るようになった」
──ていうことは、結構映画自体は観てる?
「映画は観てる」
──どういう映画が好み?
「なんか面白そうだなって感じたのをとりあえず観てる」
──じゃあ今まで観た映画の中で一番面白かったなみたいな作品ってある?
「初めて何度も繰り返し観たのが『ハリーポッター』」
──それは『賢者の石』とか?
「一番好きなのは『炎のゴブレット』」
──じゃあ、『ハリーポッター』は全作観てる?
「『ファンタスティックビースト』含めて、全部観てる」
──ファンタビ合わせてもやっぱり、『炎のゴブレット』が好き?
「うん」
──どういうところが好き?ファンの中だと魔法ファンタジーだった頃が好きだという意見が多いが、何故好き?
「シリアスが好きだからかも」
──じゃあ逆に『賢者の石』とかは?
「あんまり、ハマらなかった。とりあえず観たかなという感じ。けれど、ファンタジーが好き。『スパイダーマン』とかは現実ではあんまり起こらないから、そういうのが好き」
──『スパイダーマン』ていうことは、マーベルが好き?
「マーベル好きだね」
──マーベルは私『ジョーカー』しか観てないんだけど、マーベルの中では何が好き?
「『アベンジャーズ』系が好き。『アイアンマン』とか……」
──マーベルって最初何から観始めた?
「『アイアンマン』かな。『アイアンマン』から観出したのが、少し話変わるけど、赤髪のともさん(ゲーム実況者)がマーベル系好きで、それに影響されてみ始めたって感じかな」
こだわりや知識がなかったとしても、「なんとなく面白そう」という入り口から始まる映画鑑賞というのは、想像以上に記憶に残るものだ。森岡さんのように、気の向くままに観ていくうちに、自分だけの“好き”が見えてくるかもしれないと思わされるインタビューだった。