まず自分には本に対して二つの感情を持っていることを本文を書く際に考えてみてわかったことがある。それは「興味関心」と「嫌悪感」だろう。
まず「興味関心」についてだ。自分はそこそこに本を読んできたし、割と本も好きだ。それは「本」に特異の魅力を感じるからだ。
自分が読む本のジャンルとしては何かの知識を養うものが多い。活字から「脳でイメージ」を作りながら本を読む行為によって、知識のインプットに対する労力が大きくなる分、忘れられないものになる。
さらにはその行動を通して本を読み終えた後に、ある種の達成感を感じることがで「満足」に浸れる。その感情も本を読んで良かった、この本を読んでみたいと思える興味関心に繋がる。
さらにこれらの感情は本を読む以前の、本屋や図書館などで選ぶ段階にいても湧き出てくる。
それに対して「嫌悪感」だ。
大きな理由として自分の「面倒くさがり」があり、それは上記で述べた本の読み方、楽しみ方に対して大きすぎるマイナス要素だ。本を選ぶ前、読む前には必ず好奇心と一緒に「でも疲れるからな…」と思ってしまうのだ。これは途中まで読み終えた本でも、再度手に取るときにもそういった感情が湧いてしまう。
これは体力が削がれることに対しての嫌悪感であり、「本」そのものに対しての嫌悪感ではないのだが、結果的にエネルギーを削がれる要因が本になってしまっている以上は脳が本にマイナスなイメージを作ってしまう。
この二つの本に対する感情が「本」に対して自分が持っている感情であり、一概に本を進めることも、否定することも今の自分にはできない。