今から記述することは私が健康に目覚めたきっかけであり、不健康で不摂生な生活から痛い目を見た時の話だ。
これは去年の夏頃。私はとにかく忙しかった。大学は期末課題に追われ、インターンに行った企業は大型イベントを開催する期間に入り、ここでは就職の話も持ち掛かられていたためにかなり気合が入っていた。そして個人で行なっている趣味にも着手。かなりきつい日々を送っており体力、精神ともにすり減っていた。
そんなストレスフルな毎日を和らげてくれるのが「アイス」と「アイコス」だった。長い1日の終わりにこの二つを摂取して、それまではコーヒーやエナジードリンクしか摂取しない。1日に溜まり切ったストレスをその瞬間に解放する生活だが、リアルにこの生活を2ヶ月続けた。
アイスとアイコスのためにどんなタスクの多い1日も乗り越えられたのだが、その日々は長くは続かないことに当時は気づかなかった。心の痛みを和らげるために、体の健康を度外視してしまった。
そして10月の上旬に入ると、体調不良が止まらなくなった。と言うよりもストレスが溜まりやすくなった。以前よりストレスに敏感になり、耐久も全然なくなった。よって体力もいつもより削られて、快調に感じることが少なくなりそれは徐々に体調の不良へと変化していった。
俺は何故か考えた。検討を重ねた結果「砂糖」と「煙」が足りないことに気づいたので、より一層その瞬間に集中することにした。しかし自身の目論見と異なりどんどん悪化していく身体と心。仕事中に感じたストレスは体の痛みに繋がる現象が起き始め、朝はとにかく憂鬱で体調も不快極まりない。
そんな日々の間に親知らずを抜歯するために入院する機会が訪れた。今周りにある全てから一度離脱する、デットックスのように感じた。病院の入院食を見て驚いたのは、甘いものがなかったこと。最初は患者の日々の喜びを奪い苦しめるシステムが引かれているのかと思ったのだが、一応病院という機関で提供されたものなのでその内容物について調べた。

調べているうちに逆に今までの食事内容に衝撃の事実が次々と出てきた。まず味の濃い料理、特に人工甘味料と砂糖は脳の報酬形を刺激して一瞬だけ気持ちよくなる脳波が出ること。そしてそれはタバコも同様だった。1日の終わりに解放される気持ちはそこからきていたのだと言うことに気づいて、そしてその代償として他のことで快を感じにくくなると言うことが記載されていた。日々の全てがストレスに感じるようになっていたのはこれが原因だったのだと気づいた。ついでに病院食が1日3食出ることでも気づきがあった。それは1日アイス一個では人間の身体は成り立たないと言うことだ。
そこから1ヶ月は口内が痛かったこともありなるだけ甘いものを摂取しない生活を送り、もちろんタバコを吸うこともない。気持ちよさをブワッと感じる瞬間が1日の中から消えたものの、逆に日々の不快も少なくなっていった。そこからは割と安定した体と心に変化していった。もちろん以前の生活も魅力的だったが、あのままの生活を貫いていたがただじゃ済まなかったかもしれない。
俺の健康マスターへの道は今から始まる。