ひょうひょうとした主人公と自分

京都精華大学メディア表現学部イメージ表現専攻で戸田ゼミ所属の竹鶴さん。そんな彼のひととなりとは。


──改めて自己紹介からお願いします。


「竹鶴文人(たけつる あやと)と申します。(この間ゼミでも自己紹介があって)ゼミが自分の興味があることについて論文を書くゼミなんで、何を研究するかっていうのでライトノベルが好きです! っていうのをサラッと言いましたね」

──確かに、ライトノベルとかアニメとか好きそうなイメージあります! 『呪術廻戦』とか『物語シリーズ』とかの話をしてたけど怪異とか化物の話が好きなの?


「ファンタジー系とかでなんかよくわかんない不思議な力がはたらくとかそういう異能とか妖怪とか怪物とか現実に存在し得ないお話とかが好きですね」

──ファンタジー系でいったらどんなおすすめある?


「アニメーションでいったらさっき言った化物語なんですけど、小説を読んでみるとかなり内容が分厚かったりで、小説だけで読むんだったら辛いかなと思うんで、『物語シリーズ』を読むんだったらアニメ見た後で読むと割と理解しやすいかなって。小説だと一時期ブームになってた異世界転生もので『デスマーチからはじまる異世界協奏曲』。(どんな作品も)主人公がひょうひょうとした感じが好きなんですよね」

──というと?


「なんていうんだろう。熱血ていうか感情を揺らしているのをみると、客観的に見すぎて気分が冷めてしまうのである程度冷静でいてくれた方がいい」

──自分自身も結構そういうタイプ? 自分は逆にどういうタイプだと思いますか?


「どちらかといえば冷めていると思いますね。自分の中にもう一人自分がいて常に客観的に見てて、なんていうんだろう……人の目を気にするというか焦ったりとか動揺したりとかいうのを表に出さないように、見栄っ張りなところがあるので」


普段ほんわかしているイメージの竹鶴さん。アニメやライトノベルの話から自分自身の考えについて聞くことができて今回のインタビューで彼の内面を少しだけ見れたような気がする。