連載『ゲーム、やらずにはいられない』#1 目と耳、両方楽しい『ペルソナ』

皆さんはゲームをプレイするでしょうか? この連載ではゲーム大好きな大学生の私が今までプレイしたゲームを語り尽くします!!

JRPGという言葉を聞いたことがあるだろうか?RPGは誰もがよく知るゲームジャンルであり、「ロール・プレイング・ゲーム」の略称だ。ではJは何か? ずばり、Jは「Japanese」。つまり、日本独自の進化を遂げたRPGのことである。

具体的なJRPGを挙げればキリがないが、今回はその中でも筆者の特に好きなゲームである『ペルソナ』シリーズを紹介したい。

そもそも、『ペルソナ』とは何か。これは心の中のもう一人の自分であるペルソナを召喚して、様々な戦いに身を投じていく高校生たちのストーリーだ。現在はナンバリングは五作目まであり、特に有名で尚且つ現行機でプレイしやすいのは3〜5の三作品だろう。ペルソナ4は6月ごろにリメイクである『ペルソナ4 リバイバル』が発表されており、シリーズ初期から30年ほど経つ今でも盛り上がりを見せている。

まず、『ペルソナ』と聞けば、ゲームをある程度やっている人たちはペルソナ5の主人公ジョーカーを思い出すだろう。ジョーカーは任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に登場したことで、ペルソナシリーズの知名度を一気に引き上げた。
最初は女神転生の派生作品として始まった『ペルソナ』は今や世界的にも人気な日本を代表するJRPGシリーズと言っても過言ではないだろう。

ここまでペルソナシリーズの外郭を語ってきたが、次は魅力についてだ。魅力といえば、まずは音楽、そしてビジュアル。まさに目と耳で楽しめる一回で何度も美味しいゲームだ。音楽はRPGとしては珍しく、戦闘時にボーカル入りの楽曲が使われている。『Last Surprise』や『Mass Destruction』はその中でも代表的なもので、小気味の良いリズムと英語の歌詞が非常にゲーム画面に合っている。しかも、この楽曲たちは主人公パーティの有利エンカウント、不利エンカウントで楽曲が変わるようになっている。つまり、自分の好きな曲を聞きたいがためにわざと不利エンカウントにしてみる、ということもできる。

次にビジュアルだ。このビジュアルはキャラクターや主人公たちが扱うペルソナもそうだが、UIなどと言ったシステム方面の見た目が魅力だろう。
ペルソナ5、そしてペルソナ3 リロードでは各ゲームのテーマに沿ったUIが展開されるようになった。ただ単にゲームシステム的なUIではなく、一つ一つの操作に動きがついている。カーソルを動かしたり、項目を選択したりすると背景にいるキャラクターが動くようになっている。
見ているだけでもとても楽しい仕上がりになっている。特に理由もなく、メニューを動かしてみたくなる。

ペルソナシリーズは一作一作ずつの繋がりなどは少なく、どのナンバリングからプレイしてもストーリーを楽しめる作品になっている。
今度発売が発表されている『ペルソナ4 リバイバル』はX box、PC、PS5dでプレイできるため、この機会に遊んでみてもいいのではないだろうか。