外部からの介入による既製品システムの創造的誤用と 表現への応用

2025.04.01


外部からの介入による既製品システムの創造的誤用と 表現への応用

近年,テクノロジーの発展により選択肢が増え,深く考えることなく選択することができる時代となった.このような背景の中で,本研究はシステムの不可知な部分に意識を向けさせることを目的とする.特に,技術的ブラックボックスとして知られる既製品のシステムに対して,内部から干渉することが難しい状況では,創造的誤用を通じてその不可知性を明らかにできると考える.創造的誤用をしたシステムを利用し,表現することで,単一の視点や既成概念にとらわれず,深い洞察や批判的思考を促し,テクノロジーの裏側を多角的に捉えることができる.本研究ではその有効性を検証し,ユーザーがシステムに干渉し,創作行為を行うための方法を模索した.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
3P-65
ページ
1292-1297
発行日
2025年2月23日



Member:
Rintaro Fujita
Scott Allen



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