2025年1Q 制作まとめ 新田瑞希


作成日:2025.06.16

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1Qは去年に比べて習作を積極的に行った。その中で良いと思った作品を発展させ、クオーターの最終発表まで制作した。
3月の展示会メディアカラ作品展では、写真をトラッキングするシステムを作ったが、作品の内容とコンセプトを端的に伝えることが難しかった。そのため、今学期は遊び方がシンプルになるようなものを選んだ。
制作したものは「くちシリーズ」である。口の形を模したアクリルパネルを、身の回りの至る所に配置し、日用品や何かの模様を顔に見立てることができる。これはパレイドリア現象による錯覚を利用しているが、一見顔には見えない風景からも、顔や表情を見出すことができる。

実際に制作して思ったこと
デザインの幅が広いため、応用や実験の方法が多くありそうだと感じた。
見た目がシンプルであることと、遊び方が簡単であるため、鑑賞者を導きたい結果に誘導しやすい感覚があった。

フィードバック
公共の場において見ることで、新たな発見が得られる。顔や表情パーツ以外のデザインの可能性があるなどのフィードバックをいただいた。

今後の展望
公共の場において、どのような反応があるか観察する。
腕や自然物を料理に見立てるなど、新しいパーツの制作にも取り組む。
引き続き、習作に取り組み、自分の作品の傾向を見出す。



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