2025 1Q 制作ノート 足立侑享咲


作成日:2025.06.16

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制作の背景

去年に引き続き文字の読まれ方をテーマに制作を行った。今回はひらがなの上下反転によって起こる誤読と、漢字を大部分塗りつぶしても脳内で補完され読める現象を制御するための手法を考え研究、制作を行っている。

制作の記録

今回はひらがなの上下反転によって起こる誤読

上記のように文章に現象を適用し文章を読むことができるかを検証した。

授業内で複数人に読んでもらったところ、「ち」と「さ」のような鏡文字や「し」と「つ」のような回転、反転の関係での誤読を誘発できることが判明した。

漢字を大部分塗りつぶしても脳内で補完され読める現象を制御するための手法

上記の画像のように漢字の一部を他の漢字の一部をイメージした塗りつぶしで覆う事によって誤読を誘発することが出来ないかと現在模索中である。

今後の展望

今回の製作は主に誤読をどのようにして起こすかを文章単体で見てきた。今後は誤読に至るまでの環境等のバックグラウンドや作品の鑑賞形態について考え作品として完成させていきたい。



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