2026 4Q 制作ノート 本田光


作成日:2026.02.10

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作成日:2026.02.08
作成者:本田光

背景

一年を通した制作の中で、自分の中にある遊びという文脈に目をつけた。3Qでは、その遊びからより分類されたイリンクスという部分に目をつけ制作を行っていたが、4Qでは遊びというそれ自体に目をつけて制作を行っていった。

実践内容

指、生物。という作品を展示した。指を動かすとその動きに連動して、指のような形をした複数の物体が画面内を動き回る。指遊びの持つ創造性や見立てをデジタルメディアによって拡張できないかとして制作。背景でも記述した通り今期は様々な遊び、遊び方というのを模索し続けていた。4Qは、スマートフォンを中心に作品を模索していた。その時に、操作する指の動きに目をつけ、そこから指遊びという指2本でありながらそこに生物を見立てる遊びに結びつき、これをデジタルメディアで拡張すれば面白いことができるのではないかという発想からこの作品の前身に辿り着いた。ただ前身の作品では、体験者の創造性をできるだけ狭めたくないという思考からシンプルなビジュアル・形であったが故に作品よりかはデモに近い形となってしまっていた。そこで、そのデモ感をなくしつつ、より指遊びの拡張としてなるものは何かという事を考え、指を一種類ではなく数種類に、色・複数視点で個々の動きを明確に、などの変化を加えて本作品の形に落ち着いた。

今後の展望

今後の展望としては、今回の遊びという部分に着眼点を戻した取り組みはとても良かったと評価する。それが様々なメディアとどう繋がっていくのかという事を改めて考え、言語化していくことが重要であると考えている。さらに、自己が満足する遊びであれば自然と他人に伝わるという指針も今回の取り組みで得られた。そういった自身のしていることの言語化と自身の納得といった部分を中心に遊びという表現がどういったものになるのかを探究していく。



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