2026 4Q 制作ノート tkmt


作成日:2026.02.10

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作成日:2026.02.08
作成者:竹本さや

導入

4Qではラウンドアバウト展に向けて血卵の制作をより整えつつ、次の制作に着手するためいくつか制作のかけらに近いものを試作した。

制作テーマ

①生活の中で出会った血卵に対しての応答として、検卵センター付近の川に血を流しに行くインスタレーションおよび映像作品。3Qに引き続き展示形式を整えることを意識して制作した。

②人との関係性についての所感を水平器の光や作品(主に平面作品)のインストールの際に繰り返し行う動作である「高さを出す」「中間点を出す」ということに絡めた制作

③SNS(主にインスタグラム)に氾濫する過剰で目を引くAI生成動画を人力でアニメーションに起こす制作

実践内容

①3Qから基本的な作品内容は変わっていない。今回は什器制作及びパフォーマンスの生配信を行った。

②今回は試作のため簡単な映像の試し撮りのみにとどまっている。

以下作品概要
インスタレーション作品であり、パフォーマンスの内容をもとに糸が展示空間内に張られている
パフォーマンスは映像として展示室内にて再生
・パフォーマンス内容:
1.Aの何らかの高さ*をBが測り、2人でその高さに水平に糸を張る
2.交代して同じことをする
3.トピックごとに3~4回ほど行う
*それぞれの価値観の違いを物理的な高さに置き換えたいので、高さを出すためのテーマは以下のようなものを想定。
・犬を飼うならどれぐらいの大きさ
・(世界地図を壁に貼って)行ってみたい国の緯度etc…
(注意点としては、質問内容が結果的に身体的な差異を表すものだけに偏らないようにする)

③インスタグラムから動画をダウンロードし、0.2秒間隔でコマ送りにしたものをロトスコープの要領でアニメーションに起こす。

参考元の動画リンク

元にする動画の選定基準は以下である。

・AI特有の非現実的な表現であり過剰

・キャラクターアニメーションにするため、映像内に人が登場する。

制作途中であるため、現状ラフ段階にとどまっている。

今後の展望

今回は什器制作などいつもであればやらないことに取り組めた。そのことによって前よりも良い作品に仕上がったかはまた別の話ではあるものの、思いついたことをひとまず形にすることは作品をより良くしていく上で大切なことである。これまで一つの作品を何度も制作するということ自体がなかったが、最低でも3回ほど同じ作品を展示することは作品のクオリティを上げるために大切な作業であることがわかった。
今後は一つの作品のクオリティを上げることを意識しながら、今回試作したかけらから新たな制作にも取り組んでいきたい。血卵の制作については次展示の機会があれば、今度は展示すべきものを絞ってより洗練させていきたい。



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