2025 2Q 制作ノート 吉田蒼


作成日:2025.08.19

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今回は2Qを通してクモの巣に目を向け制作を行ってきた。

まず最初に私がクモの巣に興味を持ったきっかけは学校からの帰り道に自転車である家の前を通った時にクモの巣に光が当たって輝いているのが見えた。その反射や煌めきがとても綺麗だったため興味を持った。

まずクモの巣とはどういうものなのかを調べ、構造やクモの種類などについて調べた。クモの巣は透明で周りの環境に溶け込むため見えるようにするためにスプレーや水を使ってクモの巣を可視化した。

次に学校の裏に森にいきクモの巣の光の当たり方や形について学んだ。光が当たることで形が見えるようになりそこだけ浮いているような見え方だった。

そしてクモの巣の反射に目を向け作品を作ろうと考えた。その中でグルーガンを使うとクモの巣と同じような反射になることがわかりそこからグルーガンでクモの巣を作っていった。

次にグルーガンをフライパンで溶かし、作った輪っかにつけて伸ばしてみるというのをやった。光の反射や通し方をみることができた。

そしてゼミ展ではこれまでの学習からクモの巣を模したオブジェクトを作成し、光の反射や煌めきを表現した。反射や煌めきという部分ではなんとか表現できたと思うがコンセプトや自分がしたい表現という面ではまだまだだなと感じる。ただ綺麗で終わらない作品を目指していきたいため今後としては基本に立ち返りクモの巣に引かれたポイントである見える、見えない、見えるようになるといった人の視覚に関して考えていけたらいいなと考える。

今回はクモの巣をモスという形でこのような作品を制作したが今後はクモの巣からより発展した表現ができるように表現方法やコンセプトを考えていきたい。



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