以下にLatent Media Lab.のビジョンから考えられたロゴのコンセプトについて伊東さんにコメントいただきました。

【ありえたかもしれない文字のかたち】
現在使用している文字とは異なる進化を辿った「あり得たかもしれない文字」は、どんなかたちだろう？ということから着想しました。 文字のかたちは筆記道具や伝達メディア、人間の身体の可動域の影響（制限）を絶えず受けながら発展してきました。その影響は私たちが紙や鉛筆といったアナログなツールと疎遠になりつつある現代でも、文字の形状に残っています。 もし文字の発展の歴史を一旦隅に追いやって、「latent media lab.」という文字をかたちづくるならば、どのような描きかたができるでしょう。 書き順や読み順にも制限されず、線を生成できたのならば、こんな文字の綴りかたもあり得たかもしれません。