皆さんには「これは絶対に劇場で観るんだ!」と決めている映画はあるだろうか。私はあまり映画を観るタイプではないのだが、それでも毎年名探偵コナンだけは何があっても必ず観に行くことにしている。私は小学生3年生の頃に名探偵コナンにどハマりし、そこから絶え間なく原作を追ってきた。好きなキャラクターにスポットが当たっている年は何度も映画館に足を運ぶほどだ。

 これまでと同じように、来年もコナンの映画『100万ドルの五稜星』が公開される。コナンの映画は年を重ねるごとにどんどん興行収入が増えており、2023年は史上初の100億越えを達成し、138.3億円もの売り上げを誇った。来年の主人公は怪盗キッドと服部平次で、どちらも不動の人気を誇るキャラクターだ。もしかすると、また売り上げが過去最高記録を更新するかもしれない。

100万ドルの五稜星 予告

 さて今回は、過去に公開された作品のなかで、「これを観ておけば来年もっと映画を楽しめる!」というものを紹介する。コナンの映画は普段サブスクで配信されることは少ないが、その年の映画公開前になると期間限定で観られるようになることが多い。来年の公開前(4月ごろ)にもあるかもしれないので、要チェックだ。もちろん、TSUTAYA等のレンタルビデオショップでも借りられるので是非。

①世紀末の魔術師 (1999年公開)

来年の映画と同様、この作品には怪盗キッドと服部平次が登場しメインで活躍する。20年以上前に公開された映画3作目ということもあり少し絵柄がレトロなのだが、最近の作品に比べてアクションシーンが目立っておらず、これぞ元祖名探偵コナンという感じがする。怪盗キッドがピンチに陥る場面もあり、思わず手に汗を握ってしまう。


②から紅の恋歌 (2017年公開)

服部平次大活躍の今作。しかも作品の舞台が私たちの拠点でもある京都なので、これは観るしかない。原作が始まってから数十年、服部平次は幼馴染の遠山和葉とくっつきそうでくっつかない微妙な距離感を保ち続けていたのだが、ここでついにライバルの大岡紅葉が登場する。事件でも恋の面でもドキドキハラハラで目が離せない。

 年末年始、お家でゴロゴロするお供にコナンの映画はいかがだろうか。映画だけでなくアニメも毎週放映されているので、「映画は長くてちょっと…。」という人にはそちらをおすすめする。名探偵コナンはキャラクターが多い分、映画ごとの毛色がそれぞれ違って飽きることなく楽しめる。もしかするとあなたの推しが見つかるかもしれない。

それでは、楽しい年末年始をお過ごしください!