4月から始まりこの1年間、喫茶unepageを始動してからは約半年間に渡り活動してきた私たち。この投稿がひとまず、とりあえずの区切りとなります。そこで、unepage恒例となりつつあるプレイリストを作成しました! この記事を読んでくれているみなさんに、最後におすすめしたい楽曲をunepageメンバーに選んでもらいました。これまた個性あふれるプレイリストになっていますので、いろんな音楽と出会って楽しんでください˚ʚ♡ɞ˚


♡みちゃんのおすすめソング

 二人 / カネヨリマサル 

気持ちのまま落とし込まれた素直な歌詞がお気に入りで、カネヨリのなかでいちばん好きな曲。「君のこと歌うのは大変だよ 簡単に言葉が出てこないよ」というAメロの歌詞が、好きな人の好きなところを他人に説明しようと思うと、上手く言葉がまとまらないあの現象を思い出して、頷きながら聴いてしまう。「二人が二人のままでいれたら良いなと思ってます 分かりにくくてごめんね」というサビの歌詞に“君”への気持ちの全てがぎゅっと詰まっていて、可愛くて大好き。ギターから始まり、サビに向かって徐々に音が重なっていくところも聴きどころで、特にAメロのベースの入りがグッとくる!何年経ってもどんな季節でも聴きたくなるベストソング。



♡はるるのおすすめソング

 八月の夜 / Silent Siren 

最後なのでそれっぽい曲を選ぼうとも思いましたが、あえて普通に今聴いている曲をおすすめしようと思います。 シンプルなギターロックと甘い歌声というギャップが良くて、何度も聴いています。ボーカルのハイトーンも透明感があり伸びやかで綺麗! 八月の夜という曲名通りの空気感で、昼間より少し涼しくなった夏の夜を感じさせてくれます。歌詞は片思いで寂しくなったり、ちょっとやきもきしちゃったりするような淡い恋の気持ちが女の子らしくて可愛いです。



♡ひなちゃんのおすすめソング

 Nerdy / PURPLE KISS 

タイトルのNerdyは、ガリ勉やオタクっぽいみたいな意味のスラング。この楽曲は「極限までカッコよくしたオタク像」みたいな曲です。「みんなはからかうけど、だから何?」「私は私が好き」という強気なスタンスをぜひ見習いたい。ベースサウンドとストリングスが印象的な、オシャレでかっこいい雰囲気がツボで一時期ずっとループしていました。



 憧れのままに / yama, キタニタツヤ 

なんといっても声の相性が良すぎる。一見全く真逆のように感じる2人の声ですが、合わさるとこんなにも心地いいものになるとは…。シティポップを思わせるレトロなシンセサウンドが爽やかで、そこに2人の声も相まってより清涼感のある雰囲気になっています。新型の車のイメージソングとして起用されているのですが、まさに夜風を感じながらのドライブが目に浮かびます。イメージソングの起用を前提として、コンセプトを考慮しての抜擢だったそうですが、夢みたいなコラボを実現させてくれた人選のセンスが最高すぎて頭が上がりません。



 熱風は流転する / フィロソフィーのダンス 

スタッフとして行ったアニソンライブに出演されていて、ステージを見て知ったアーティスト。主題歌を務めるアニメのことは全く知らないのですが、あまりのかっこよさに惹きつけられて楽曲にハマってしまいました。 多分生歌だったと思うんですが、ガッツリ踊りながらなのに歌がうますぎてびっくりしました。「アイドル」という前情報しか聞いていなかったので、その言葉のイメージとのギャップに完全にやられました。



♡あびーのおすすめソング

 Hold on to your life / HIMI 

大きく広いうでで、背中で、声で、ずっとそばにいてくれるような優しさをくれるこの曲。今日も頑張ろう、明日も頑張ろうと思えるし、いつでも想ってくれている人がいると思うと少し気持ちが楽になりませんか? 優しいギターの音色と、優しいHIMIさんの声と、透き通るようなコーラスで、本当に守られている気がします。誰もが毎日を思うようにただ抱きしめていてほしいし、幸せも寂しさも、全部自分のものとして向き合って受け入れて、豊かに生活を続けて行けたらいいなと思います。どんな瞬間でもHIMIさんの声なら寄り添ってくれるんじゃないかという、そんな感覚になるから、どうしてもうまくいかない時とか、なんでかわからないけど寂しい時、逆にめっちゃハッピーな気分の時、とかどんな時でも自分にスッと合わせてきてくれます。だいすきです。



 お別れの歌 / never young beach 

お別れの歌と言っているわりにはアップテンポで明るい曲なんです。だけど、少し弱い部分とか弱気になってしまう部分も見せてきて、心での葛藤がとても伝わります。別れることの寂しさと、今までの思い出と、それでも仕方ないというこの気持ちと、全てが絡み合って生み出されるこのアップテンポは、悲しくもありつつ、次へと向かう気持ちがあらわれているようにも感じます。あと、この曲のMVに小松菜奈ちゃんが出演しているのですが、なんかもう小松菜奈ちゃんがかわいすぎて、ほんとにかわいくて、「あれ、私菜奈ちゃんの元カレやったっけ?」っていう錯覚に陥ってしまうので、ぜひみてほしいです。見てください!! 



♡あいちんのおすすめソング

 Sad Girl / キタニタツヤ 

最近のキタニタツヤではあまり見られないhip-hopっぽい曲調でローファイな感じが沼です。Cパートのアカペラにも注目です!この曲はMVも併せて観てほしいです。

 FOOL / 羊文学 

12月にリリースされたニューアルバム『12 hugs (like butterflies)』のラストに収録されている楽曲。ボーカル塩塚モエカのサビでの少し掠れた裏声が必聴ポイント!


♡うっかりさん

 ニューポニーテール / 柴田聡子 

まもなくニュー・アルバムもリリースされる柴田聡子さんは、2010年代以降の東京で人気を集めてきたシンガー・ソングライター。舌足らずなボーカルスタイルからは可愛らしいイメージを持たれるし、気取らないメガネ姿からほっこりする人も多いと思うのですが、彼女の持ち味はそうした印象とは裏腹のシュールでユーモラスな歌詞と、かなり捻って見事キャッチーに着地させるメロディです。特にこの曲は諦観とファンタジー、エロスと純潔とグロテスク、そしてほんのちょっとの雑念を交錯させて、“わたしやあなた”の実態のなさを鮮やかに描いています。でも、そんな歌詞に対する解釈なんて一つも気にしなくたって、この曲のポップなメロディはいつだってポップなままここにある。実態はないのに見えなところにある、そんなことを私たちに伝えてくれる曲だと思うのです。

impression
文章を書くことがずっと好きだったので、自分の思うままに言葉で表現できるこの場所がとても好きでした。各特集を決めていくなかで、“このテーマだったら私は何について書けるのか”を考える時間も好きで、unepageのメンバーの趣味が一人一人違うからこそ充実し、面白いコンテンツを作ることができたのだと自信を持って言えるほど、活動に満足することができました。この経験は卒業制作や今後の活動に必ず活きてくるだろうし、すでに変わったことでいえば、2,000字を超えるレポートも逆に削らないといけなくなるほど、サクッと書けるようになりました!(笑)熱心にサポートしてくださった先生方とメンバーのみんなのおかげで、在学中にやってみたかったことが叶い、とても嬉しいです。ありがとうございました♡ / みちゃん
私だけ学部が違うこともあり、顔見知りではないみんなと上手くやれるかな、と不安な気持ちが始めはありました。ですが、教員の方含めみんなの雰囲気が良かったからこそ、最後までやり切れたのだと思います。また、みんなの書く記事の文章はどれもセンスが良く、毎週更新される記事を見るのが楽しみでした! 普段の素ぶりからはみられないような個々の好きが溢れた記事は、読んでいてわくわくしたものです。 一からみんなで考えたコンセプトやロゴ、ウェブサイトの形式、記事を含め個人的にとても気に入っています。だからこそ、今後更新することがなくなってしまうのは寂しい気持ちでいっぱいです。でも、またどこかで誰かがこのウェブサイトを見つけて、読んでくれる人がきっといるのでしょうね。 ここまでみんなと成し遂げられて良かったです。ありがとうございました! / はるる
以前から文章を書くのは嫌いではなかったですが、この1年間Unepageでたくさん書きながら、文章を書くことが好きになれたと思います。クリエイティブを学ぶ場に身を置きながら、絵も描けなければ音楽も作れない、表現はおろか自己主張が下手すぎて自分すら上手く出せないような人間だったので、文章を通して自分の中身を外に放出することを知って相当楽しかったんだと思います。今まで1人で抱えるだけだったオタクの独り言に行き場ができてしまったので…。引くほど自分に自信がない私にとって、好きなことを好きなように書いているだけでそれをおもしろがってくれたUnepageの環境もとてもありがたかったです。 / ひなちゃん
とにかく毎回ワクワク、みんなの記事が上がるのを楽しみにしていたし、もしかしたら喫茶unepageの1番のファンだったかもしれません。毎回の特集内容を決める時間も、自分の好きなことについて書いてる時間も、とても楽しい時間でしたし、誰かに届ける文章を書くということの難しさや、大変さにも気づくことができました。unepageのメンバーはみんな個性がバラバラで、だからこそ、それぞれが書く文章も個性的でした、みんなの記事がとっても素敵でおもしろいからこそ、「すごっ! 最高!」と思う反面、自分の書く文章が面白くないのかもと、落ち込んでしまうこともたくさんありました。でもこの1年を通して、みんなそれぞれの個性があって(もちろん自分にも)それがバラバラだからこそ、いろんな角度から見たおもしろい記事ができるんだということに気づくことができ、成長したなあと思います。先生方も含め、雰囲気がとても良かったからこそ、こんなにも楽しく活動することができました。感謝ばっかりです!愛です! /あびー
昔から文章を書くことが好きだったのでここに入りましたが、自分が書き上げた文たちになかなか納得がいかないまま1年が終わってしまいました。どうすれば良い文が書けるのかに悩み、出口のないトンネルにいるような気分で苦しくなりがちでしたが、楽しいなと思えることもありました。プリン目当てに喫茶店へ行ったり、K-POPの動画を見漁ったり、ゆぬぱーじゅで記事を書くとならなければ自分ではしなかったであろう経験得られて、生活の中での選択肢が増えたような気がします。 この1年、私は他の人に迷惑をかけてばかりでずっと申し訳なさを感じていましたが、無事に走り切れて良かったなと思います。私たちの書いた記事で少しでも誰かの日常を彩ることができていたら嬉しいです。 / あいちん