【特集】喫茶店のかけら


喫茶店は醸し出す雰囲気がとても独特な気がする。カフェに行くときは、「きれいな格好をして、メイクもバッチリして、着飾って行こう」と思ったりもするが、喫茶店はそんなことも考えさせない、何事も許容してくれそうな落ち着いた雰囲気を纏っている。私は、全国どこに行っても同じ雰囲気で安心感を与えてくれるチェーン店も好きだが、それ以上に、それぞれがそれぞれの場所で個性的な味を出し、良さを放ちあっている喫茶店にとても魅力を感じる。

メニューの内容は似たり寄ったりでも、そのお店の「味」があるし、昔ながらのレトロな雰囲気漂う建物で、プリンとナポリタン、コーヒーや紅茶をゆっくりじっくり楽しむのが良いのだ。1人で静かに本を読むも良し、友達とお喋りするも良し(お店によるが)、人間観察するも良し、何もしないも良し。何も考えずにふらっと立ち寄ることのできるみんなの「居場所」なのだ。


そんな「喫茶店」という存在を、もっといろんな角度からみてみたいと思った。各々の視点から見るいろんな角度の喫茶店は、どんなふうに見えるのか、感じるのか。今回の特集には、「喫茶店」をもっと魅力的にする“かけら”がたくさん詰まっているかもしれない。



特集記事一覧

喫茶店の佇まい
⑅第一アピールポイント⑅
驚きのクオリティ! 夜活を彩る200円プリン
手づくりプリンのいろは
プリンを彩る素敵な脇役!
〜プリンのトッピング
揺れないプリンを求めて
昭和レトロな喫茶店の食器
喫茶店をしつらえる音楽たち