自分の好きなものをより多くの人に、できればみんなに好きになって欲しい! という気持ちで提案し、ここまで進めてきた「”沼る”K-POP」特集。
最後は、特集を提案した人(=偏食気味限界早口オタク)が、まだ見ぬ未来のK-POPペン(ペン=韓国語で「ファン」)に向けて、おすすめ楽曲を詰め込んだプレイリストをご紹介します。

普通に紹介するのも面白くないので、A~Zがタイトルの頭文字になっている楽曲をアルファベット順に選曲しました。筆者の好みや推し事情全開、やり場のない熱量とオタク脳が滲むコメントとともにお楽しみください(笑)


IVE「After Like」

ENHYPEN「Bite Me」

男性アイドルなのに女性ダンサーとこんなガッツリ絡むダンスすんの!? と衝撃を受けました。
人気商売なのに大丈夫なのか…とも思うが、このクオリティをぶつけられたら正直何も言えない。

ITZY「CAKE」

「ケーキのように全部食べ尽くしちゃえ」という楽曲。「悩む代わりにもう私のことだけ考えて」という歌詞がイケメンすぎて好きです。

aespa「Drama」

リフレインが多く中毒性の高いメロディと力強いサウンドが耳を引きつけます。どのステージ映像も強キャラ感溢れる攻撃力の高いスタイリングが最高にカッコよく、彼女たちが“主役”であることを世界に知らしめています。

ONEUS「ERASE ME」

オーケストラとEDM風のサウンドが耳に残る1曲。力強さとともに、せつなさや儚さのようなものも感じとれる。

BSS「Fighting (Feat. Lee Young Ji)」

話題の大型新人が待望のカムバック!!!
コミカルかつスタイリッシュなダンスや、ゲストラッパーのヨンジ姉さんにも注目の楽曲です。

SEVENTEEN「God of Music」

今年のセブチは、自分たちの思いや言いたいことそのまま歌にして、やりたいことやってる! みたいな勢いをすごく感じる。
あなたたちが音楽の神です、ありがとう!!!!

NiziU「HEARTRIS」

日本での活動を経て、満を持してリリースした韓国デビュー曲。高いクオリティが求められるK-POP市場に参戦するにあたって、力の入り具合がえげつない。

HWASA「I Love My Body」

K-POP界に新たな美の基準をもたらしたとも言われる彼女。この世のコンプレックス全てを肯定してくれる、多様性の時代の象徴のようなポジティブな楽曲です。全人類このマインドを持った方がいい。

BSS「Just do it」

先程挙げた話題の大型新人のデビュー曲になります。5年ぶりにカムバすると聞いて、引っ張り出して個人的にリピっていた1曲です。

(今年リリースのJから始まる曲が浮かばなくて…)

LEE CHAE YEON「KNOCK」

IZ*ONE出身メンバーのソロデビュー曲です。
チェヨンちゃんの軽やかな踊り方がタイプな筆者。サビで音数が減って1回落ち着くタイプの楽曲構成も好きです。

NMIXX「Love Me Like This」

こちらもサビで落ち着くタイプの楽曲。シンプルなサウンドにメンバーのパフォーマンス力が光ります。みんながみんな歌うますぎ。

VIVIZ「MANIAC」

どこか幻想的な雰囲気を感じる楽曲。パフォーマンスにはビヨンセを担当したこともある振付師が参加しているそう。ラスサビのシンクロ具合が見どころです。

JEON SOYEON, WINTER, LIZ(IVE)「NOBODY」

現在のK-POP界の主戦力とも言える、今をときめくガールズグループのメンバーが集結した楽曲。事務所の垣根を越えたコラボは夢があっていいですね…。

NewJeans「OMG」

いたるところでNewJeansを耳にする機会が多く、K-POPは知らずともNewJeansなら知ってる!という人も多いのではないでしょうか。ゆるさとノリのいいビートを両立した楽曲です。

LE SSERAFIM「Perfect Night」

シンプルながらもノれるビートがドライブしたい夜にぴったり。ギターの柔らかいサウンドに、キレキレに踊るパフォーマンスが映えます。
クラオンニのビジュが天才すぎる…。

(G)-IDLE「Queencard」

いわゆるマドンナ的存在を指す「Queencard」。パフォーマンスでは様々な衣装を身につけており、見比べるのも楽しい楽曲。自己愛と自信に溢れ、堂々とした姿がカッコいい…。

tripleS「Rising」

24人のメンバーと、その様々な組み合わせによる複数のユニットから構成されるグループです。中毒性のある楽曲と、サビ後のダンスブレイクで見られる大人数編成ならではの迫力あるパフォーマンスが印象的。

TWICE「SET ME FREE」

TWICEの2023年初カムバは、シンプルかつパワフルなサウンドのカッコいい楽曲でした。ストレートな歌詞と洗練された魅力が感じられます。

KWON EUNBI「The Flash」

IZ*ONE出身メンバーのソロ楽曲です。女神様のような気高さと透明感、華やかさを放つ彼女はまさに光のようで、目が離せなくなります。パフォーマンス中に見せるニヤッとした表情が天才すぎる。

LE SSERAFIM「UNFORGIVEN」

キレキレのパフォーマンスをどこか好戦的にも見える自信たっぷりな表情でこなしている姿に、余裕が感じられます。自分の道を切り開くという覚悟がこもった歌詞も相まって、惚れるほどにカッコいい。

Weeekly 「VROOM VROOM」

一曲を通して落ち着いたクールなトーンで展開していくレトロなサウンドが特徴の楽曲。ハイトーンヘアのスジンちゃんとバッサリ髪を切ったソウンさんのビジュが好きすぎる…。

IVE「WAVE」

IVEが日本デビュー後リリースした日本オリジナル楽曲です。「WAVE」の文字を表現した振り付けが特徴的。MVでは、Wave.1→Wave.2→Wave.3とシチュエーションが変化していき見ていて楽しい。ピンク髪のレイちゃん(以下略)

XG「X-GENE」

友達がXGにどハマりしていたため、メンバー全員ダンスとお歌のクオリティがすごいのは存じていたんですが、ラップも全員できちゃうんですか…?! と度肝を抜かれた一曲です。英語詞でラップのニュアンスつけるのうますぎないか…。

JENNIE「You & Me」

BLACKPINKのメンバーによるソロ楽曲です。グループではバチバチにカッコいい姿を披露していますが、ソロではまた違った華麗な魅力が見られます。『美少女戦士セーラームーン』の武内直子氏が描き下ろしたジャケットイラストも印象的です。

PURPLE KISS「Zombie」

こちらも2023年の曲ではないのですが…(笑)

個人的にこのグループにハマって聴いていた楽曲で、四つ打ちのビートとベースラインがレトロな雰囲気を演出し、中毒性があります。好きな人と追ったり追われたりする関係をゾンビが鬼ごっこをする様子に例え、ゾンビを思わせる振り付けがキャッチーな一曲です。


 A~Z、計26曲をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 皆様をK-POP沼へ引き摺り込むことは果たしてできたのか…!?
限界オタクの語彙力では端的に良さを伝えるのが難しく、言いたいことが次々出てきてしまってコメントが長くならないようにするのが難しかったです…(笑)

 

自分の偏ったK-POP知識でアルファベット26文字分を埋められるのか、思いつきと興味本位で作り始めたプレイリストでしたが、意外とできてしまって自分でも少しびっくり。
そして圧倒的なガールズグループの多さ。ボーイズグループはほとんど推しグループしか聴いていないという…。逆にそれ以外のグループはどこで見つけてきたんだろう? と思うほどでした。

頭文字が被ってしまったり、多くのアーティストを取り上げようとしたり、なるべく2023年リリースの楽曲を入れたいというところの兼ね合いで、擦り切れるほど聴いた大好きな曲でも泣く泣くプレイリストから外したものがたくさんあります。(それらについてはまた別の機会に、どこかで満足するまで書けるといいなあと思ったりしています…)

今回はアルファベットをきっかけに楽曲をご紹介しましたが、さまざまなテーマやアプローチから関連した楽曲を探していくのもおもしろいです。とある曲、とあるグループから、他の楽曲やグループへと繋げて守備範囲を広げやすいのもK-POPの特徴だと思います。プレイリストの気になる楽曲から、紐づいたコンテンツを深掘りしてみてください! サムネイルに惹かれたらとりあえずクリックしてみることをお勧めします(笑)