私が推したい「日常」アニメは『らき☆すた』だ。このアニメは2007年4月から放送された。アニメ自体は有名だが、私と同世代の人でこの作品を観たことのある人は少ないのではないだろうか。友人におすすめしても「絵柄がロリすぎて観る気にならない」「どうせオタク向けの萌えアニメでしょ」と言われ、却下される。正直に言うと、最初は私もそういった印象だった。しかし、萌え要素こそあるが、高校生の日常を描くコメディと気付き、そこから一気にハマってしまった。そして何よりキャラクターが可愛い。とにかく可愛い。そこで、おすすめポイントを紹介していこうと思う。

 一つ目は、パロディが多いことだ。例えば、『涼宮ハルヒの憂鬱』。主人公の泉こなた(こなた)の声優は平野綾さんで、同時期にヒットしたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の主人公・涼宮ハルヒ(ハルヒ)の声優と同じだ。また、制作会社も「京都アニメーション」と同じなので、『らき☆すた』の作品内ではよく取り上げられている。こなたはコスプレ喫茶でバイトをしている、いわば“オタク女子”。そこでこなたはハルヒのコスプレをし、ハルヒの声になって喋っているのだ。『涼宮ハルヒの憂鬱』も好きだった私は、別作品でもハルヒの声、そしてあの有名な「God knows…」も聴けて大感激だ。ハルヒ以外にも、他の作品や実在の人物をモデルにしたゲストキャラクターや声優が出演した回が多数あった。こんなにもパロディが多い作品は他にないだろう。

 二つ目のおすすめポイントは、OPとEDだ。OPは知っている人も多いだろう、「もってけ!セーラーふく」だ。何度聴いても歌詞の内容が理解できない不思議な曲だが、今のアニメにはない新鮮味とキャッチーさがあり、非常に中毒性のある曲なのだ。そんなOP曲に注目しがちだが、それ以上に私が注目したいのは、ED曲だ。通常、アニメにはOP曲とED曲があるが、この作品にはED曲がない。その代わり、1期ではメインのキャラクター4人(こなた、柊かがみ(以下:かがみ)、柊つかさ、高良みゆき)が会話をしながら、1話につき1人ずつカラオケボックスで歌っている。今のアニメにはあまり見られないことだったので、とても印象に残っている。私の推しキャラであるかがみが歌う「セーラー服と機関銃」は何とも至福だった……。

 さあ、これでもうあなたも『らき☆すた』に興味がでてきたはず。可愛い女の子たちによる日常コメディ作品、ぜひ一度観てみてほしい。

らき☆すた-作品情報


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