ファンに寄り添う大人気おもしろ声優

今週は声優特集ということで私が昔から推している声優さんを紹介したい。それがもはや本業が何かわからないことで有名な宮野真守(以下:マモ)だ。声優だけでなく歌手や俳優、近年ではバラエティ番組など様々なメディアにも出演し、アニメに詳しくない人でも知っている人が多い大人気声優だ。今回はそんなマモの凄さを声優と歌手の2つに絞って語っていきたい。
まず、本業でもある声優だ。彼の声は低音の効いたイケボはもちろんのこと、コメディっぽさのある明るいキャラから動物まで演じることのできる幅広い声質と演技が特徴だ。アニメ作品が有名になりがちだが、マモは洋画にも力を入れているのだ。『ハリーポッターシリーズ』ではパーシー・ウィーズリー役のクリス・ランキンを当時18歳で吹き替えを演じていたりなど遡れば作品に出ていたことを驚かされることは少なくない。
後にも触れる歌手活動でもそうだが、マモの最大の特徴は良い意味で声を聴いた時にキャラクターと同じくらい本人が表に出てくるのだ。何をいっているかわからない人もいると思うが、とにかく色々とうるさいのだ(褒めてます)。マモ自身、非常に面白い人でラジオやアニメイベントなどでは何かしら面白いことをしようとすることが多い。アニメだと『うらみちお兄さん』で演じた蛇賀池照ではもはや本人役なのかと思わせるくらいのキャラクターの濃さをしているのだ。更にマモのキャラクターの濃さを知りたい人は「雅マモル」について調べるとお笑いを見ているような感覚になれるためおすすめだ。
TVアニメ「うらみちお兄さん」キャラクターPV【蛇賀池照(CV.宮野真守)】
少し話が脱線したが、次は歌手活動についてだ。マモは2008年から本格的なアーティスト活動をしており、アニソン以外にも多くのオリジナル楽曲をリリースしている。中にはそれだけでなくライブ活動も積極的に行なっており、昨年にはアーティスト活動15周年も兼ねたライブを開催した。声優活動で鍛え上げられた歌声はもちろんだが、何よりマモのフレンドリーな感じがファンを置いていかず全員で楽しむことができるところが魅力的なところだ。私自身も昨年のライブに参戦したが、性別・年齢問わず最後に来て良かったと感じさせてくれる空間となっている。中でもライブ定番曲「EXCITING!」はマモ自身が作詞を行なっており、ペンライトや掛け声を通してマモやバンドメンバーを含めたチームマモと最大限楽しめる楽曲となっている。
ここまでマモについて語ってきたがどうだっただろうか。声優・歌手活動どれをとってもマモらしさを最大限感じることができること間違いないだろう。今年12月からはライブツアーもあるのでこれを機に歌手としてのマモにも実際に見に行っていただきたい。
宮野真守「MAMORU MIYANO ARENA LIVE TOUR 2018 ~EXCITING!~」より「EXCITING!」