アニソンを歌う伝説のK-POPアイドル

アニメ作品において大切なもの、アニソン。多くの好きな楽曲があるが真っ先にこれを紹介したい。それが東方神起の「Share the world」だ。K-POPアイドルとアニソンの組み合わせの中でも豪華なコラボ。今回はアーティストとアニメの二つを軸に話を進めていきたい。
まず、そもそもこの楽曲についてご存知だろうか。この楽曲は大人気アニメ『ワンピース』の主題歌の1つであり、第395話から第425話のOPで起用されていたものとなっている。当時のアニメではシャボンディ諸島編から女ヶ島編、インペルダウン編の序盤までと本編でも今まで順調に旅を続けていた麦わらの一味にとって初めての力の壁を痛感することのなる場面となっている。そのため、OP映像でも海軍や王下七武海、最悪の世代など人気キャラクターが次々と出てくるため、一度映像を見ることをおすすめしたい。
では、そんな人気アニメの主題歌を務めた東方神起とは一体何者なのか…。当時聴いていた私も日本語の上手さから気づかなかったが、現在でも大人気のK-POPアイドルなのだ。東方神起は元々K-POPアイドルとして2004年にデビューしており、ダンスだけでなく、アカペラも得意とする当時韓国でも珍しいグループだった。そのため、日本デビュー後もメンバー全員が歌唱力が高かったことから、ラップパートや高音域がより目立つこの楽曲でも歌い上げることができるのだ。中でもチャンミンは今回の楽曲の中で高音域のシャウトを何度か出している部分があるのも特徴の1つだろう。また、ジェジュンとジュンスのハモリ、ユチョンやユンホをはじめとしたラップの安定さ、あげればキリがな苦なってしまう。グループ活動をすると誰かが飛び抜けて上手いことはよくあるが、彼らは全員が達者。そんな彼らが全員が集まると破格の歌唱力になるといった魅力だらけなのだ。
話が脱線してしまったが、今回紹介した「Share the world」以外にも携わっている楽曲が存在している。ワンピースといえばお馴染みの「ウィーアー!」やED「明日は来るから」だ。元々楽曲の時系列を遡ってみると今回の「Share the world」より以前からOPとED共に携わっている点からも人気度が伝わるだろう。私の中で今回「明日は来るから」とどちらを紹介するかを迷っていたが、どちらも共通してワンピースの世界観を崩さない楽曲となっているため、機会があればその時に。
改めて、今回はアニメ『ワンピース』の主題歌「Share the world」について紹介させていただいたがどうだっただろうか。中盤ほとんどアーティストについての良さについて語ってしまったが、この楽曲を語る上で東方神起の存在は切っても切り離せない関係だったので紹介させていただきました。世界観を崩さず、今でもアニメ作品と楽曲共に愛されている。そんなアニソンがこれからも増えることを願っている。