福岡県民から見てみる犬鳴峠

この頃冷えて寒くなってきたので、一度は耳にしたことがあるであろう「犬鳴峠」の話をしよう。
しかし、話が至る所で出尽くされているし、多くの人が直接車で向かって調べているので、そのような参考になる話はできない。だが、地元である福岡県の心霊スポットなので、福岡県民からしたらどう?の話をしてみる。
犬鳴峠は福岡県糟屋郡久山町から入るところで、犬鳴は福岡県宮若市にかけた地域のことで、犬鳴山があってトンネルも多いようだ。その地方には憲法が通用しない「犬鳴村」があったとか、「旧犬鳴トンネル」で心霊現象が起こるという噂が広まっているが、臆病なので深夜でも車通りの多い道路に向かうこと自体危険だろうな……と思う。
また、心霊現象の原因の事故については車のマナーが悪いのもあるのか、福岡県は事故の件数が全国的に高い。事故で人が亡くなると話題になり、心霊スポットになりやすいのだと思う。(先月の交通事故死亡者数は全国10位)
ところで数年前、福岡県宮若市の脇田温泉に家族で車で行ったことがあった。記憶は朧げだが、温泉の帰り道で親が「犬鳴峠」の話をしたとき、ちょうど道路の脇を向こうから走ってくる犬(柴犬?)がいてびっくりしたことがある。
後で調べたら、帰り道の道路では犬鳴ダムの近くを通っていたみたいだった。おそらく福岡直方線を通って帰っていた。よく見ると山陽新幹線が犬鳴ダム付近を通過しているので、今も何度か通っているかもしれない。

今では犬の幽霊が走ってたのかも?と思うが、当時は心霊スポットの噂のこともよく知らなかったので野犬が走ってて不思議だなあという感じだった。
脇田温泉に行ってから数年後、犬鳴トンネルなどを題材にしたホラーゲームや映画が出て話題になった。映画の「犬鳴村」はテレビで見たことがあるが、日本のホラー映画はやはり怖く、まともに見ることができなかった。犬に関する禁忌が出てくるあたりが何となく九州特有の雰囲気があるのでいつか考察したい。だが、この映画の影響で心霊スポットに来る人が増えているらしいのは問題である。
昔から殺人事件や事故が起こっているからと言って、犬鳴地方を恐ろしいものにしてしまったら騒ぎ立てられる土地の人も困るし、失礼なのかなと思う。ネットやYouTubeの動画で見る人は無事に帰れた人ばかりだが、地方や田舎の方に目的が不明な余所者が入ってくるのは不安だろう。地元に長く住んでいる人からしたら肝試しは警戒するし、また事件や事故が起こるのは避けたい。
記事を書いている間に、犬鳴峠について地元の友達に話したところ「帰省したら犬鳴ダムに行きたい」という話になってしまった。もし撮影してる人やふざけた輩に会ったら……また周辺の地元民が困るかもしれないし、何より犬鳴ダムは自殺の名所らしいのでそれに出会したら、と思うと怖いが、昼間に行けば景色も良いそうなので、温泉のついでにバスで行くつもりだ。行く前によく調べてなるべく問題が起こらないように過ごしたい。
これを生で見たら震えて動けなくなりそう。
参考記事
犬鳴峠は最恐心霊スポット!トンネルの過去の事件・怖い話や場所を紹介 – 旅GO[タビ・ゴー]
「犬鳴村」が“日本最恐”と呼ばれる存在になった「納得の理由」(朝里 樹) | マネー現代