『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』（以下:リゼロ）襲撃編が放送終了。90分の劇場型悪意から始まり約2ヶ月間、時の流れがとても早かった。原作をカット、修正しながらもとても綺麗にまとめられている。そして、恒例の1話29分とOP・EDカット。リゼロがアニメ制作スタッフに愛されすぎて土下座したいレベルだ。
リゼロを見る上で忘れてはいけないのが、『Re:ゼロから始める休憩時間（ブレイクタイム）』だ。毎週本編終了後にKADOKAWAのYouTubeチャンネルで公開されている。ただのミニアニメではなく、アニメ本編でカットされた重要情報が語られている話数もある。特に55.56話の休憩時間は見逃してはいけない。とあるキャラクターの伏線を確信付ける内容や、今期も眠り姫で話せないレムがサプライズ登場もしているので要チェックだ。
原作者の長月達平先生によるX(Twitter)リアルタイム実況も忘れてはいけない。衝撃の裏話を一つ紹介するのだが、原作勢の間で物議を醸したガーフの「オットー兄ぃ」。あなたはこれをどう読むだろうか。私は何の疑いもなく「オットーにぃ」と呼んでいたのだが、先生によると「オットーあにぃ」らしい。ガーフ役の岡本さん、オットー役の天崎さんも「あにぃ」とは知らず「そうなんですか！？」と、えらく驚いたそうだ。他にも、セリフの解説やちょいキャラの紹介なども投稿している。
襲撃編でのイチオシシーンは52話、憤怒の大罪司教シリウスとエミリアの戦闘シーンだ。聖域編を通してメンタル面だけでなく、戦闘力も大幅に上昇したエミリアたん。膨大なマナを活かすアイスブラウンドアーツというスタイルで戦う。「えいっ！やぁ！そいやっ！」という掛け声がとても可愛らしい。出会い頭に「ウルヒューマ」を放つという、見た目に反する脳筋具合にはつい笑ってしまった。
2025年2月から放送される反撃編。最も新しい英雄「ナツキ・スバル」と最も古い英雄「ラインハルト」が仕組まれた結婚式に乱入し、まさにここから反撃だ！というシーンで終了した。無敵のレグルスvs最強ラインハルトというマッチアップだけでなく、各場所で想像の出来ない規模の戦闘が繰り広げられるだろう。三期で作画クオリティーが上がったリゼロ。反撃編でどのような神作画で戦闘シーンが見られるのか、非常に楽しみで仕方がない。
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