見えないものが見えてしまう恐怖

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日常の中の小さな違和感、見えるはずのない何かが目に映っている恐怖、そしてそれらをなんとか無視しようと努力するのが今回紹介する『見える子ちゃん』。
ある日、化け物が見えるようになった『見える子ちゃん』こと四谷みこが、なんとか見えてない、気付いていないフリをするホラーコメディー作品。「気付いて欲しい化け物 vs 見えてるけど絶対に反応してはいけない」という構図が癖になる。

見える子ちゃんは想像できないほど強靭なメンタルを持っているだろう。普通、突然目の前に化け物が見えてしまったらどうなるだろう。私なら悲鳴はあげなくとも、ビックリして体が反応すると思う。対して、見える子ちゃんは「無」。地の文で「なにあれ、やばいやばい」と言いながらも無反応を取り繕えるのはやはりメンタルが強すぎる。
オープニングテーマ「見えないからね!?」がすごく引き込まれる。「やめて、やめて、もうやめて…」と、四谷みこ役の雨宮天さんが歌っているのだが流石声のプロ、「怖い」という感情がこれでもかというほどダイレクトに伝わってくる。と、思ったらポップな曲調に変わり本当にホラーのアニメなのか?と温度差で風邪を引きそうになる。

普通ホラーを想像すると退治、除霊、逃げるというスタイルが多い。この作品はどちらかと言うとコメディーよりの作品のため、ホラーが苦手という人にとっても親しみやすいと思う。ホラーを抜くとごく普通の女子高生…?のお話なので十分楽しめる。化け物の見た目がダメという方は辞めておこう。
投稿者
いおです。動物が好きです。